在宅医療!薬局薬剤師をもっと上手に活用しよう!

どーも、代官町調剤薬局のおのてぃです。

とあるウイルスの影響により、ソーシャルディスタンスやステイホームが推奨されているために、閉じこもりすぎたり、不慣れな状態が続いて体調を崩しているようです。

もともと病気をもっている高齢者などはフレイルが加速し、余計にだめになることもあるようです。

そのせいか、在宅医療に関する相談を受ける機会が増えているなーと感じます。

避けては通れない介護サービスの課題

疾患による体調不良、機能低下または、自然な老化現象に伴う機能低下いずれによっても、日常生活がこれまで通りに送りにくくなるというのは、人間避けては通れないことです。

その受け皿として、介護サービスがあるのですが、いま、入居施設の空き待ちと、介護サービスを提供する人材不足が課題としてあります。

そんな中、ここ近年言われているのが、薬剤師の介護支援活用です。

薬剤師の在宅介護サービス活用

薬剤師は、医療専門職で特に薬剤メインですから、介護サービスに活用できるのかという疑問をもつかたもいると思います。

しかし、実際の介護現場で必要とされている衣食住に関する提供の土台には、

その介護を受けている方(つまり患者さん)が飲んでいる薬剤の影響がかなり関わっています。

慢性的な咳の原因は、実は薬のせいだった。

咳がここ最近ひどくて、色々な病院でみてもらってカゼ薬を試しても治らない。

咳がひどいから、介護者を夜中に呼んでしまって困らせることもある。

こんな相談を受けたことがあります。

医師であれば、感染源を疑うのかもしれません。

看護師さんなら、熱を測ったり、寒さ対策をするのかもしれません。

ヘルパーさんなら、背中を擦ってあげたり、他の方にうつらないように対策をするのかもしれません。

 

すべて、正しい行動ですが、我々薬剤師ならば、まずは薬を見にいきます。

薬をみて、どうするのかといえば、薬の副作用や飲み合わせから症状が発生しているのではないかと、推察し、その可能性を調べていきたいから。

 

薬剤師だけが、独自の思考メカニズムで推察できる

薬剤師は、俗に言う「薬学的に思考」により、飲んでいるくすりを分析できます。

他の医療重視者にはない能力です。

くすりは、主成分の効果だけに注目が行きがちですが、

本来は、吸収、分布、代謝、排泄の過程で変化し、

それにより効果の減弱が生じてきます。

  1. 吸収
  2. 分布
  3. 代謝
  4. 排泄

この4つの過程に影響を与える要素には

  • 飲むタイミング
  • 飲み方
  • 飲み合わせ
  • 患者背景(疾患体質)
  • 飲む量
  • 飲ませ方(調剤・製剤上理にかなっているか)

など様々あり、一概に万人共通とはなりません。

さらに加えて、

  • 主作用、副作用

というくすりの成分の情報も加味し、薬剤師は薬学的に思考で問題解決に取り組みます。

咳は薬剤の切り替えで解決できた

冒頭説明した例では、結局の所、血圧の副作用が原因だったため、

医師に報告し薬剤の切り替えで症状がすっぱりとおさまりました。

色々、調べてもわからなかった謎の咳は、単なる薬剤の影響だったのです。

 

しかし、専門的に学んでなければ、そもそもその着眼点に目が行きません。

それは医師も同様です。

患者さんの中にも、

医師の言うこと=神様の言うこと=絶対間違えない

こういう信念をもっている方も未だにいます。

しかし、残念ですが、医師も同じ人間です。

それに医師だって専門分野があり、知らないことだって、わからないことだってたくさんあるんです。

自分の専門分野にひいでていればいるほど、

ほかはおろそかになるのは、やむを得ないことです。

そこを補完するために、チーム医療の考え方があり、

いまや介護現場までそれが拡張されている時代です。

薬剤師に相談してみよう!

患者さんでも、介護サービス提供者でも、患者さんのご家族であっても

なにかいつもと違ってたり、薬について全くわからないけど、なにか気になるようなことがある場合、気軽に相談してみましょう。

士業と違って、相談料はかかりません。

日頃利用しているところであれば、

顔なじみの方もいて、相談しやすいと思います。

もしくは、反対に

デリケートな悩みだからこそ、顔なじみの方に知られたくないという場合は、

たとえば当店などでも利用してみてください。

問題解決も大事ですが、まずは、問題共有と発見が大事です。

特に一人で抱え込んでいる場合は、共有できる相手が見つかるだけでも

ぐっと気持ちに余裕ができるものです。

 

現在、飲んでいる薬だけの相談以外にも、

家族の相談や、将来の自分の姿、保険とかのお金の悩みなどの

相談を受けることも増えてきましたから

ぜひ通りすがりでも、気が向いたらでも、

悩みがあれば一度お立ち寄りくださいね。

 

 

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