薬剤師がワクチン接種の担い手?注射を実施できるのか?

緊急自体宣言やまん延防止等重点措置などの対応で連日メディアで報道されている昨今、こんな記事を見つけました。

 

 

一般の方々はあまり気にしないのかもしれませんが、我々薬剤師として思うのは、

「薬剤師がワクチン接種の担い手?注射を実施できるのか?」という点。

 

おのてぃ
ちょっと私なりに考察してみました。

 

 

薬剤師がワクチン接種の担い手?注射を実施できるのか?

薬剤師が注射を行う=医療行為 となりますが、

そもそも、医療行為=医師が行う行為

となると、

薬剤師が行うことは果たして良いのか?

行える行為の範囲はどこまでなのか?

 

今回のワクチン接種の担い手となる以前から、社会的な医療リソースである薬剤師を活用する方法という意味で、たびたび話題になってきたテーマです。

 

薬剤師からみれば、職能の拡大だが・・・

薬局以外にも、いろんな立場で活躍している薬剤師はたくさんいますが

こと薬局薬剤師というと、世間一般のイメージは、

医療機関の近隣に立地していて、その隣にいるヒト。

といった意見がおそらく多いハズ。

 

処方せんを受け取り、立ち寄って薬をもらう場所

それ以上でも以下でもない

というのが、まだまだ実情でしょう。

 

薬剤師としては、もっと職能PRしたいという意見もあり、私もそう思います。

実際、これまで通りの外来対応はもちろん、

医師・看護師・ケアマネと連携し、在宅医療を行っていて、少しでもお役立ちしたい気持ちです。

 

ただ、記事にあるように

摂取の担い手として注射を実施してください

となると、ちょっと不安がよぎります。

 

法的な側面の課題がとても多いですし、

手技指導を受けて実施するという研修体制も訓練経験もないのが実際です。

 

 

一体誰がどこで指導し、現場に落とすのか?

投与の責任を薬剤師は負えるのか?

それに、薬をもらうことは許容できても、

未経験の薬剤師に本当に信頼を寄せて、注射を打たれることを任してくれるのでしょうか?

 

やはり不安がよぎります。

バイタルチェック。フィジカルアセスメントすら標準化まだできていない現実

2025年問題に向けて課題克服のためには、

薬剤師という医療リソースをいかに活用するかという課題も相まって、

制度ならびに法改正等で「地域支援加算」や「健康サポート薬局」

県事業ベースでは、「まちかど介護相談薬局」

そして今年の夏からは、「地域連携薬局」と

薬局に求める機能もあの手この手で取り巻く環境は変わってきてはいます。

 

 

私が尊敬する一人に、株式会社ファルメディコ、ハザマ薬局の狭間研二先生がいますが、

先生の活動の中に、バイタルチェックの講義と研修があり、興味をもって勉強していました。

アプリや書籍も出版されています。

 

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そのバイタルサインは注射投与なしの、バイタルチェックについての研鑽でしたが、

薬剤師自身それに取り組む層とそうでない層を比べた場合、前者はかなり少ない印象です。

 

 

 

実際、上述した薬局のあり方への変化でも、全てをクリアしている薬局は少なく、

いまだに門前の業務で精一杯。

薬剤師自身に至っては、必要となる認定資格すら持っていない人もいるのではないのでしょうか。

 

 

 

 

もちろん、個々に事情があるため、是非を問うつもりはありません。

現場と経営層、管理職と一般職、正社員とパートなどなど。

薬局での意思決定は、結構難易度が高く、なかなか思い通りになっていない場合もあるのかもしれません。

 

 

がしかし、現状の薬局のあり方という目標に到達していない状況で、

さらに、高難易度で責任が重くのしかかる「摂取の担い手として本当になり得るのか・・・」と経営者ながら考えてしまいます。

 

薬剤師のあり方が問われているのは、ずっと変わらない。

team-spirit

人口減少と超高齢化社会という構造的な課題の2025年問題まで、あと約4年。

我々薬局は門前薬局という機能以上を果たしていくことが求められていますが、今のペースでそもそも果たして間に合うのでしょうか。

 

行政は、既に2040年モデルに向けて、医療機関を始めとする行政サービスや社会インフラのあり方を模索し動いていると見ています。

 

そんな中、日々業務に追われる現場の薬剤師には、それぞれに温度感がまだまだある最中、この担い手となる役割を本当に果たすことができるとすれば、相当レアな気がします。

 

私自身はというと、もちろん前向きに取り組んでいくつもりですが、

コロナ対策のみで終わらず、注射投与という行為自体を薬剤師の職能として認めてもらうのが、本質だと思います。

そうなると法改正ときちんとした研修体制とその後のフォローも含めた形できちんと整備しなければ、

「にわか仕込の薬剤師に患者様が信頼して自身の健康を委ねてくれる」なんていうのはないのではないかという考えです。

 

書名が通りその後の展開次第ですが、いずれにしても

 

  • 薬局のあり方
  • 薬剤師のあり方
  • 求められる社会的役割を果たしていけるか

 

が問われているのは今に限ったことではありません。

 

これからも役割を精一杯果たせる薬局薬剤師でありたい気持ちをベースに

一歩一歩できることから歩みを進めて取り組んでいこうと思います。

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