2020年度の薬価改正&診療報酬改定 についての研修会に行って学んだこと。

どうも代官町調剤薬局の小野です。

先日、2020年度の薬価改正と診療報酬改正についての研修会に行ってきました。

今回はその感想を中心につづりたいと思います。

2020年度の薬価改正と診療報酬改正についての研修会に行って学んだこと

そもそも診療報酬改定自体を一般の患者様はご存知ないかもしれません。

ですので、まずそこを軽く触れてみたいと思います。

 

そもそも診療報酬とは?

世の中は絶えず変化しています。変化とは、人口や経済、政治といったものです。

そういう社会的な変化を踏まえながら、我々国民が受けている

医療の報酬は2年に1回改定されているのです。

 

診療報酬とは、医療を提供している医療機関の運営にも使われているお金です。

医薬品や医療機器の調達コスト、販売コスト、運営コスト、開発コストなどが

組み込まれており、患者様の経済的な負担になりすぎないようにしつつも

医療の質を担保できるくらいの報酬高を決めているのです。

 

私が運営する薬局という立場では、窓口では1~3割患者様が自己負担してますが、

残りの7~9割はいわゆる国に請求をかけて支払われています。

その請求金額や皆様の窓口負担額に影響するのが診療報酬というわけです。

 

医療費を決めるのは国の仕事

診療報酬ということばがわかりにくければ、医療費という言葉に置き換えもOKです。

2年に一回医療費が適正なのかを国がチェックして改定しているというわけです。

基本的には医療費は高騰しているのでなんとか抑制させる方向で話が進んでおりますが、

その方向性も見ておかなければなりません。

というのも、もう日本がこれから突き進む時代は、過去の延長線上にはない

だれも経験したことがない、驚異的な人口減少社会であると同時に

高齢者増、少子化加速の未曾有の社会になるからです。

国が描く地域共生、地域包括ケア

今でこそ、病院は診療科ごとに縦割りで、専門性に区分されており

薬局は処方箋をもってお薬を交付してもらうための場所という

色が濃くなっていることと存じますが、

私が子供のころは、そうではありませんでした。

いわゆる町のくすりやさん。

ちょっと転んで怪我したら、ばんそうこうや消毒液を買い求めに訪れる。

そこで応急処置をしてくれる。

町医者ももっと身近で気軽な感じで、

基本的になんでも診てもらっていました。

「かかりつけ」ということをわざわざ言わずとも、地域全体でもっと

交流があり、身近だったわけです。

 

時代がすすみ、そういう昭和感満載なものはすたれてきた現代では

基本的にはみなどこか孤独。家族といる時間も本当に短く少ない。

 

そういう中、高齢者だけが増えていくわけですから、地域全体で

再度先祖返りのごとく、支えていかなければならないよねって話です。

 

中学校学区くらいに健康サポート薬局が1つ

古き良き身近な薬局というのを、いまは健康サポート薬局と銘打って

国が法律や規則も駆使しながら、日本に普及させようとしています。

具体的な範囲は、中学校学区。そのくらいの規模感で、地域住民の健康を支える

場所を「令和時代の薬局」としていく試みです。

 

私はこの構想に前向きで、

すでにそれにこたえるべく、毎日微力ながら行動しております。

やっぱり患者様には元気になってもらいたいし、支えてあげたい。

頼ってもらえる存在になれるのは、本当にやりがいも感じることができて

うれしいものです。

 

津軽が好きだし、この津軽に貢献したい。

 

この気持ちが研修会を聞いてて強くなりました。

診療報酬は長い目でみればマイナス成長

国がマイナス成長局面になるわけですから、当然といえば当然です。

人口減少というのは、消費者が減るわけです。

ということは、経済活動も縮小です。

消費行動が減ると所得も減ります。

誰かの消費は誰かの所得。コインの裏と表の関係ですもの。

 

経済的に下落ならば、医療費負担もへらさねばなりません。

つまり、我々の立場からみれば、売り上げも利益も減るわけです。

でも、高齢者は増え、その複雑さは増す一方です。

 

専門家として試されていく時代だととらえています。

 

まとめ

なんだか書いてると、感情的になっちゃって

あまり同業者向けの記事にはなりませんでしたが

でも素直につづってみました。

 

とにかく

地域住民の為に難しい局面でも職能を発揮し

役割を果たしていくだけです。

 

今日も皆様のご健康をお祈りしております。

 

 

 

2020年度の薬価改正と診療報酬改正についての研修会に行って学んだこと
お役立ち情報も配信中!
スポンサーリンク