認知症を予防する生活の工夫

近い将来、認知症患者は700万人超と言われ、

65歳以上の国民のおよそ5人に1人が認知症となる計算です。

国民病になる前に認知症を予防する

生活工夫をご紹介しようと思います。ご興味ある方はお読みくださいね。

 

この記事はこんな人におすすめ!

  • 認知症になりたくない方
  • 既に認知症の家族の世話をしている方
  • 何かと物忘れや捜し物が多い方

 

この記事の解説している人の実績

Akimotty
これまで10万件以上の症例を
みてきた実績をもつ薬剤師。
【専門資格】
・認定薬剤師2012~
・実務実習指導薬剤師2016~
・衛生検査技師2011
・青森県糖尿病容量指導士取得2007
・青森県認知症対応力向上研修修了

 

認知症を予防する生活の工夫

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内閣府:平成29年版高齢社会白書(概要版) より

65歳以上の認知症高齢者数と有病率の将来推計についてみると、平成24(2012)年は認知症高齢者数が462万人と、65歳以上の高齢者の約7人に1人(有病率15.0%)であったが、37(2025)年には約5人に1人になるとの推計もある。

ほんとに他人事ではないくらいに、増え続ける認知症。

根本的な治療法がいまだ存在しない以上、自分で気を配るしかありません。

なにか一つでも試してみようと思うものがあれば幸いです。

では、みていきましょう。

認知症予防対策1:自分は何を食べているのかを知る。

concept

認知症は、通常は高齢者に多くみられる病気ですが、若年性の認知症もございます。ここで言う若年性とは、65歳以下を意味します。

 

「えー?若くして認知症なんてなるわけない」

 

そう思われるかたも多いと思いますが、

臨床現場でもしばしば症例は見受けられます。。

 

若年性の認知症の要因の可能性とも言われているものに

食の変化があげられます。

 

食べているものでカラダはつくられている。

「食」は、私やあなたの身体を構成する原料となっています。

当たり前の話ですよね?

 

でも、あまりに当たり前過ぎて、

毎日食べているものを意識しない方が多いです。

患者さんと接していても毎回”食品表示”をみて、

”添加物”を気にして食べている方は本当に少ない。

というか、カロリーすらみていない方がほとんど…^^;

 

「とにかく安いから」

「とにかくうまいから」

 

と、安易に口にしています。

 

そして、病気になると安易に薬を飲み続け、

「効かない効かない」と・・・

どんどんどんどん薬を足し算したがります。

 

肝心の「食」は見直さず、「食の安全性」の問題すら知りもしません。

 

 

身体をつくる原料となる「食の安全面」が

とことん汚染されきっているのが現代です。

認知症に限らず、

安全面が汚染された食材は、

病気を引き起こす原因となりえます。

 

遺伝子組み換え食品とかは有名ですよね。

 

 

ですからまずは、生活の工夫の第一歩として、

「食」から見直すようご提案致します。

 

薬を大量に併用するのもあまり望ましくありません。

できるだけ、薬に頼らないで生きたいものです。

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トランス脂肪酸を回避せよ。

血清エライジン酸濃度の上昇に伴い、全認知症、アルツハイマー型認知症の発症リスクはいずれも有意に上昇することが判明。過剰なトランス脂肪酸が認知症の発症に寄与する可能性を示す重要な知見。

久山町研究より抜粋

 

個人的な話で恐縮ですが、

しょっちゅうiHerb等から海外のプロテインなどを購入しているのですが

あちらでは「トランス脂肪酸の表示」当たり前です。

 

それに比べ、日本の食品表示では

 

「トランス脂肪酸の記載」が有りません。

 

 

というか・・・

トランス脂肪酸という言葉もまだまだ馴染みがないかもしれません。

 

仮に表記がなくてもこの記事を読んだ皆さんは

トランス脂肪酸含有量が多い食品(添加物)くらいは知っておきましょう。

 

ショートニング、マーガリン、植物油、ラード、揚げ物油etc.

どうですか?かなり馴染みのものばかりじゃないですか。

 

特に植物油などは、低コストが故に、

お菓子やおやつ惣菜など多くの食品で使用されている傾向があります。

 

このような食品を摂取し続けている

認知症リスクが高まる可能性があります。

 

WHOもトランス脂肪酸について言及

世界保健機関(WHO)は、生活習慣病を防ぐための目標として、食品中のトランス脂肪酸から摂取するエネルギー量を、総摂取エネルギー量の1%よりも少なくすることを示しています。

農林水産省:トランス脂肪酸に関する各国・地域の規制状況より

WHOの提言は、冠動脈性心疾患のリスクに対するものですが、

トランス脂肪酸を摂取し続けるのは問題がありそうです。

このような病気の原因となる物質を回避するかどうかは、自分たちの判断で可能です。

 

セルフケアの観点から、

リスク因子となるような食材は避けることがベターでしょう。

 

 

「食の安全性」の記事は随時執筆追加していきます。

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認知症予防対策2:視認性を高める。

beautifuleye食べ物の話の次は、見えやすさにもっと気を配りましょうという話。

 

ものをなくしたり、スケジュールを忘れたりという症状が

認知症ではしばしばみられます。

仮に認知症でなかったとしても、誰しもが

「ついうっかり・・・」と

物忘れの経験があるはずです。

 

このような場合の予防対策方法は、

情報を見やすい状態にすることです。

 

例えば、時計なら

  1. 数字が大きく、見やすい。
  2. 文字盤が白色で、見やすい。
  3. 針の色が、見やすい。

といった具合です。

 

この3つのポイントとは逆に

おしゃれなデザインの時計では、かなり視認性が低下します。

もしあなたや家族が認知症だったら、

混乱を誘発するだけですので避けましょう。

 

アナログかデジタルどっちがいいの?

これはケース・バイ・ケースです。

アナログが計算しやすいという人もいれば、

デジタルの方が、数字を読むだけでわかりやすいという人もいます。

 

針を読み間違えるような症状がある場合は、

デジタルにしておけば間違いないと思います。

その際も、可能な限り、大きめの方がみやすいでしょう。

カレンダーによっても日にちを何気に間違える。

calendar次によくあるのが、カレンダーです。

カレンダーも時計と同様

「日にち」という「時」を確認するために使用します。

認知症患者さんの場合は、

病院や施設のスケジュール管理に欠かせません。

時計と同様見やすいカレンダーの特徴は

 

  1. 文字が大きく、見やすい。
  2. 1ヶ月、1周間が、わかりやすい。
  3. 写真やイラストが少ない
    シンプルさが、見やすくて良い。

 

経過した予定は「バツ印」をつけて潰していくと

よりわかりやすくなるので、おすすめですが、

認知症患者さんの場合は

自分のモノをいじられることで感情に影響を与え不安定になるケースもあります。

ですから、未然にトラブルを回避するのためにも

本人をよく観察したり、コミュニケーションを取る必要があるので注意しましょう。

 

認知症予防対策3:整理・整頓・清潔の3Sを実行する。

ring-binders仕事をしていても、日々書類やメモなどがどんどん増えていきがちです。

こまめに整理整頓、そして清潔に環境を維持しようとしなければ

いともカンタンにごちゃごちゃしてしまうものです。

 

認知症になると

モノをきちんと片付けられなくなる現象がみられます。

モノが見つけられず、視界に入らなかったり、おいた場所を忘れてしまい

「あれ?どこいった」と事ある毎に探し回ります。

 

探しているうちは良いですが、

認知症は症状が進むにつれて「被害妄想」がでてきます。

 

すると、いつしか

 

「盗まれた」

「物取りだ」

 

勘違いし攻撃的になったりします

 

 

仕事術の面からも、認知症への生活の工夫面からも

この整理整頓清潔の3Sを実行するのが望ましいです。

日頃から整理整頓しておけば、トラブルを未然に防ぐことが可能です。

 

医療現場だと電子化にも限界があり、

書類整理は欠かせないのでよくわかりますね^^;

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3Sのコツ。

  1. いらないものは、捨てる。
  2. モノの定位置を、決めて守る。
  3. 収納グッズを、無駄に増やさない。

断捨離という言葉の通り、まずは、捨てる事が大切。

その後は、定位置を決めて、その都度しまう癖をつけましょう。

 

このように場所を定めておくことで

認知症患者本人ができずとも、

周囲もどこに何があるのかがわかりやすくなり

万が一なくしても、探しやすくなります。

また

護者同士でモノの場所の情報共有も可能なためとても便利な生活の工夫です。

スマートタグで見つけやすい工夫をするのも有り!

近年はテクノロジーとIoTの進展で、スマートタグなる商品もあるのはご存知ですか?

音や光・位置情報の記録などによって、貴重品などの位置を知らせることができます。
いろんなデザインやサイズがあるので目的別で選べます。
便利な時代ですね。
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認知症予防対策4:身体を動かす。頭を使う。

pair身体をよく動かすことは、脳の機能を活発化させます。

日頃から運動不足な方がよく行うような

ダイエット目的の激しい運動でなくても大丈夫。

 

庭いじり、家庭菜園、畑仕事など・・・

こういう趣味などもOKです!

人によっては、カメラを持ってでかけたり、

愛犬の散歩とかもあるかもしれません。

近所の散歩ももちろん良いです!

 

家庭内では、料理をしたり、洗濯物を畳んだり

こういう日常的な家事仕事も認知症予防には大切です。

 

また、運動不足は生活習慣病と関わりが深いとされています。

 

その生活習慣病(脳血管障害や糖尿病など)は

認知症とまた関連性が言われています

やはり、運動習慣を見直す事はとても重要な視点です。

 

 

 

自力でできる部分は、可能な限り自分でさせて

周囲はできない部分や苦手な分を支援をしていく

 

というのが

介護現場でも行われていますからね。

認知症患者本人も自分で自分の事ができているという

尊厳や自信を保つこともでき、

なんでも他人にやってもらう生活と比べると

より充実した生活につながるとも言われています。

認知症予防対策5:他人と交流する。

picnic

人間は、社交性の動物です。一人でいるのも気楽ですが、

全く人と接しなくなると、気持ちが滅入ってきます。

ずっと1人で引きこもるよりは、

他人と交流することで、脳が刺激され、生活が豊かになっていきます。

 

実際、薬局でも、

服薬指導がいつの間にかおしゃべりになりすることも。

パーソナルな深いお話になって、気持ちを楽にして帰られたり、

笑顔になって帰られたりする方も意外と多いです。

 

みんな、他人との交流の場を求めてるんだなーと感じます。

 

ご家庭内では、認知症を通じてお話しても良いですし、

ぜんぜん違う物事を一緒に取り組んだりするのも効果的だと思います。

 

 

もしも認知症になったら?

dementia

上記のような予防対策を行ない、健康面に気をつけていても

やがては、老いからくる物忘れだったり、

不幸にも認知症になってしまうこともあります。

もし、認知症になったらどうすべきなのかも

最後に少し振れておきたいと思います。

 

自立した日常生活から遠ざけない。

tie自分だったり、ご家族だったりが認知症になったとしても

本人が今まで行ってきた事を突然禁止したりするのはよくありません。

 

当事者含めて、みんなで話し合い、みんなで決めていくプロセスが大切です。

認知症対応型共同生活介護(グループホーム)は、認知症の利用者を対象にした専門的なケアを提供するサービスです。利用者が可能な限り自立した日常生活を送ることができるよう、認知症の利用者が、グループホームに入所し、家庭的な環境と地域住民との交流のもとで、食事や入浴などの日常生活上の支援や、機能訓練などのサービスを受けます。

厚生労働省介護事業所・生活関連情報検索より
https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/publish/group18.html

実際、認知症対応の介護現場でも

「可能な限り自立した日常生活を送ることができるようにする」

のがサービスの目的とされています。

主体はあくまでも、認知症患者さん本人にあるのです。

 

ですから、先に述べた予防対策も

この自立した日常生活を送るために必要な生活の工夫にもなるというわけです。

 

まとめ

認知症を予防する生活工夫をご紹介していきましたが

いかがだったでしょうか。

認知症を根治する治療薬はいまだ開発されておらず

進行抑制が精一杯です。

また

即、命に関わる病気でないだけに

なかなか真剣に対処をしていない方も多いのではないでしょうか。

 

「病気になって初めて健康のありがたみがわかる」

とよくいいますが、

認知症はその典型例かもしれません。

 

 

やはり今ある健康に感謝しつつも

維持増進していく個々の生活習慣がなによりも大切。

 

 

出来る工夫を一つでも取り入れて

見直すきっかけにしていただければ幸いです。

 

今回は以上です。最後までお読みになりありがとうございます。

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