アレルギーを予防したい!そのアレルギー。ひょっとして食中毒?

アレルギー体質で予防方法が知りたい。よく受けるお問い合わせの一つです。

 

蕁麻疹、腹痛、吐き気、顔や肌がかゆいなど…

こんな症状ある方いませんか?もしかしたら、その原因は食事にあるかもしれません。今回はアレルギー体質で悩む方に向けての記事です。

この記事はこんな人におすすめ!

  • アレルギーを予防したい方
  • アレルギーのつらさから開放されたい方

 

この記事の解説している人の実績

Akimotty
これまで10万件以上の症例を
みてきた実績をもつ薬剤師。
【専門資格】
・認定薬剤師2012~
・実務実習指導薬剤師2016~
・衛生検査技師2011
・青森県糖尿病容量指導士取得2007

 

アレルギーを予防したい!そのアレルギー。ひょっとして食中毒?

mosaicアレルギーと食事の関係。今回注目したい食材はこちらです。

  • まぐろ
  • さば、いわし
  • ぶり、はまち etc.

これら魚の共通点・・・それは

ヒスチジンを多く含む魚
「ヒスチジンってなによ?」
そう思われた方もいるでしょう。
何を隠そう、この「ヒスチジン」が「アレルギー症状」と大きく関係しているのです。

ヒスチジンの闇【ヒスタミン中毒を引き起こす】

タンパク質を構成する20種類のアミノ酸のひとつ。
この「ヒスチジン」に
ヒスタミン産生菌の酵素が働くと
「ヒスタミン」に変わります。

「ヒスタミン」は「ヒスチジン」から作られる。

histidinhistamin
ヒスタミンによる食中毒(厚生労働省より)
このヒスタミン産生菌…
魚を常温放置することで増える事が知られています。
ですので、
不適切に温度管理していた場合
  1. ヒスタミン産生菌が増える
  2. 魚のヒスチジン→ヒスタミンに変換される
ということになります。

ヒスタミンがアレルギー症状を引き起こす

skin
アレルギーに悩む方なら「ヒスタミン」と聞くと
アレルギー症状が思い浮かぶかもしれません。
「ヒスタミン」もアミノ酸ですから
魚以外にもいろんな食べ物に含まれていますが、
上記で述べた魚には特に
ヒスタミンの材料となるヒスチジンが多く含まれているために、他の食材に比べてヒスタミンの過剰摂取を引き起こしやすいわけです。

ヒスタミンと相互作用を起こす薬剤

ヒスタミンと相互作用を引き起こす薬剤として有名なのが

  • イソニアジド(結核治療薬)
  • イソニアジドメタンスルホン酸Na(結核治療薬)

 

これらの薬剤を服用中に

食品由来のヒスタミンを過剰摂取してしまうと

ヒスタミンが代謝されずに

アレルギー症状、つまりヒスタミン中毒を引き起こすことがあります。

 

※ヒスタミン中毒は、厳密にはアレルギーとは区別されています。
アレルギーは免疫反応が関与しますが、ヒスタミン過剰摂取のヒスタミン中毒は免疫反応は無関係です。

 

ヒスタミン中毒の症状と治療

発現時間は約1時間と早めです。症状は一過性とされ、

  • 発熱、のぼせ、ほてり、頭痛
  • まぶた、耳元、口元のかゆみ
  • 吐き気、下痢
  • じんましん etc.

このような症状がみられます。

抗ヒスタミン薬の投与で改善します。

 

過剰なヒスタミンをブロックするのですから、

理解しやすいですね。

 

ただし、重篤なケースもまれに存在するために判断が難しいです。

中毒症状かなと思われたなら、即受診することをオススメします。

 

ヒスタミン中毒の予防・対策

さて、原因とメカニズムがわかったところで、

以下に予防対策を打つかの話ですが、一つずつ見ていきましょう。

 

ヒスタミンは加熱しても減らせない

sparkler

残念ながら、一度つくられたヒスタミンは、調理の加熱でも分解されません。

そのため、ヒスタミン中毒において

加熱調理による中毒発生リスク軽減は望めません。

 

ですので、温度管理における予防法は

漁獲から調理まで、徹底した温度管理をするしかない

ということになります。

 

ですから個人でできる対策としては

「魚を室温で長時間放置するのはやめる」

ということになりますね。

 

冷凍してもヒスタミン産生菌は死滅しない。

cold

また

冷凍してもヒスタミン産生菌は死滅せず、

むしろ解凍の仕方によっては、

ヒスタミンが増加する可能性もあるとされています。

冷凍食品を食べるのが当たり前となった現代では

何気に注意しておきたいポイントの一つです。

 

イソニアジド(結核治療薬)投与中は食事に気を配る!

nature

上述してる通り、

ヒスタミンは、イソニアジドと相互作用を引き起こします。

 

もしかしたら、

「結核治療なんてしないよ」

とおもってませんか?

 

確かにイソニアジドは結核治療薬ですが、

結核じゃない方にも投与されるお薬です。

 

リウマチ患者に投与されるイソニアジド

リウマチ患者さんの中で、治療薬として

結核を誘発する可能性がある薬を使わなければならないことがあります。

このとき結核予防として

イソニアジドが使われることがあるのです。

 

周囲にリウマチ治療をしている方で

イソニアジドが出ている人がいたら

ヒスタミン中毒の事を教えてあげてくださいね。

 

もちろん、

医師や薬剤師からも服薬指導時にきちんと説明は受けている事と思いますが、

日々の食事のことですし、症状がないとついつい油断して食しがちです。

私もよく

リウマチ治療中でイソニアジド投与中の方がいたら

食生活についてはお尋ねして啓発していました。

毎回確認されることで

少しずつ意識してくれるようになります。

 

食べてピリピリ刺激があれば、すぐ捨てる!

garbagecan

高濃度のヒスタミンが含有された食品を食べると

口やベロなどにピリピリと刺激感がみられることがあります。

その場合は、飲み込まず、すぐに吐き出しましょう。

食品そのもの処分するよう消費者庁でも言われています。

 

まとめ

症状がアレルギー症状と思っても、メカニズム的には食中毒。

そんな事例を今回はとりあげてみました。

ヒスタミンはアミノ酸として大切な物質ですが、

過剰摂取となると危険です。

また、イソニアジドとの相性が悪いのも知識として知っておきましょう。

高齢社会の進展とともに

リウマチ患者さんも多くなってきています。

もしかしたら相互作用に出くわすこともあるかもしれません。

サプリメントにもヒスチジンや

ヒスタミンが含有されているものも多くあります。

過剰摂取になりすぎていないか注意しましょう。

そして、

中毒症状が疑われる場合は、すぐに受診するようにしましょう。

飲み合わせについては

日頃から、かかりつけ医師や

かかりつけ薬剤師に相談するようにして

ご自身の健康と安全を確保するよう努めていきましょう。

 

今回は以上です。最後までお読みになりありがとうございます。

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