いまさら聞けない認知症の4つの症状。認知症とはどんな病気なの?治療薬まで薬剤師が解説。

いまさら聞けない認知症の4つの症状。認知症とはどんな病気なの?

身近な人が認知症と診断されたら本人も家族の方も大きな不安を感じる事でしょう。

高齢社会がこれだけ進展している世の中、もう他人事ではありません。

まずは、認知症がどんな病気なのかを知りましょう。

知ることでどうかかわるべきかが見えてきます。

今回は治療薬まで薬剤師である「おのてぃ」が解説してみました。

どうぞ最後までお読みください。

いまさら聞けない認知症の4つの症状。認知症とはどんな病気なの?

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認知症という言葉が一般的に浸透して以来、

なにか日常的に物忘れがあると

すぐに「認知症だ」といってませんか?

日々薬局業務をこなしているとこういう場面に出くわします。

 

薬局でよく耳にする物忘れといえば

「あれ、保険証どこいった?」

「財布病院でだしたよね・・・あれ?」

「あー、処方箋もらうのわすれたじゃ」

中には、会計だけして、薬を持たずに帰ろうとする方も見受けられます。

 

では、こういう「ついうっかりの物忘れ」は果たして認知症といえるのでしょうか?

物忘れ=認知症ではありません。

残念ながら、物忘れ即ち、認知症 ではありません。

 

脳の細胞の一部が死んだり、機能障害になり、日常生活に支障をきたす症状がでる病気と言われています。

 

単なる老化現象による物忘れであれば、病気ではありませんので、

そういう意味では心配はいらないわけです。

 

認知症にも種類がある。4つの認知症。

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実は、一般的にいわれている認知症にも、種類があります。

その種類は発生メカニズムなどから検査により次の4つが知られています。

 

  1. アルツハイマー型認知症
  2. レビー小体型認知症
  3. 脳血管性認知症
  4. 前頭側頭型認知症

 

です。

 

つまり、同じ症状でも原因の種類が異なるために、症状もまた異なるのです。

いずれの認知症でも、現時点では、完治への特効薬はなく、

回復する可能性は非常に低いと言わざるを得ないでしょう。

認知症の方の脳では何がおきている?見られる4つの症状とは?

様々な症状があるとされる認知症ですが、おおざっぱに4つに大別されるとしています。

その1:記憶障害

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代表的な症状の一つ。この記憶障害がおこるために、

物忘れ=認知症 という風に言われています。

 

最も初期から表面化しやすく、最後まで長く続く症状ともいえるでしょう。

人の記憶のプロセスにはいくつか段階があるとされます。

  1. まずは覚える。
  2. 次に保存し続ける。
  3. そして保ち続けた情報を引き出す。

 

この3段階のうち、

初期からみられるのが1つめの

「まず覚える」 というプロセスがうまくいかないことが多いです。

そして、3の「情報を引き出す(思い出す)」が出来なくなり、

最終的には

2の「記憶を保ちづづける」事も難しくなり、記憶がなくなっていきます。

 

その2:見当識障害

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重度の方に多く見られるのが、この見当識障害です。

聞きなれない言葉だとおもいますが、要は、

「現在の日時、場所、親しい人」の事を忘れてしまう障害です。

 

テレビドラマなどでもよくある

「記憶障害」「ここはどこ?わたしはだあれ?」ですね。

 

施設にいくと、

私の事を「東京から孫が返ってきた」と喜ぶ方もいます。

このように孫の顔がわからなくなっている

おばあちゃんは典型例かもしれません。

 

その3:実行機能障害

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こちらはどっちかというと、計画性みたいな脳の機能が落ちる事を指しています。

 

例えば

  • 順序立てて話す、考える。
  • 意味や意図をくみ取る。
  • 配慮や判断する力。

 

こういう能力ですね。この実行機能障害がおきると

どんな症状がみられるかというと

全くいらないのに、なぜか高額な商品を買ってしまったりだとか

普段作り慣れたはずの料理が作れなくなったりします。

「オレオレ詐欺にひっかかりやすい」だとか

「性格がかわった」と言われるのも

ここに原因があるかもしれません。

その4:高次機能障害

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4つ目のこの障害は、読んで字のごとく、より高度な機能がおちてる状態です。

読み書きそろばん そろばんは別になくてもいいですが、

読む・書く に加えて、話す、聞く という能力も衰えます。

 

一言で言うと、

だれかとのコミュニケーションが難しくなっていくという事です。

 

 

そのほかにも

服の脱ぎ着が困難になったりだとか、目の前にあるものが

以前はなんなのか説明できていたのに、急に説明できなくなるとか

といった症状もこの高次機能障害に当てはまるといえるでしょう。

 

記憶、見当識、実行機能、高次機能障害は誰にでも起こる中核症状といえる。

上記に列挙した4つの症状

  1. 記憶障害
  2. 見当識障害
  3. 実行機能障害
  4. 高次機能障害

は、だれにでも起こる認知症の中核症状と言えます。

この中核症状は、日常生活に支障をきたす恐れが高い症状ですから

 

認知症の治療は、この中核症状抑制が主な目的となっています。

 

中核症状を抑える代表的な治療薬とは?

中核症状を抑える代表的な治療薬はこちらです。

中核症状の薬とその特徴
中核症状の薬とその特徴

コリンエステラーゼ(ChE)阻害薬

現在上図で示した4種類があるのですが、うち3つの機序がコリンエステラーゼ阻害薬です。

コリンエステラーゼというのは、

脳の認知機能に関与しているとされる物質

「アセチルコリン」

このアセチルコリンを分解する酵素です。

分解されるとアセチルコリンが減り、認知機能が低下する恐れがあるため

分解酵素であるコリンエステラーゼを阻害して

「脳内のアセチルコリンの濃度を維持しよう」というのが目的です。

 

剤形が多数あり、認知症患者の特徴に合わせて最適な投与経路を設計して使います。

 

服用錠数が多くてつらいようなら、貼付剤にしたり、

 

介護者が投与し忘れていないかという視点でも、

貼付剤なら見ただけでわかる

ので好んで使われたりしています。

 

また、OD錠なら水なしでも飲めますし、錠剤が苦手ながら粉薬でも液剤でも対応が可能です。

 

まとめ

今回は認知症の4つの症状と題して、中核症状とその治療薬まで

駆け足ながらですが、解説してみました。

 

日々認知症患者さんと接していて感じるのは、切なさです。

だって、かつてはぴんぴんしてご来店いただけていたのですもの。

認知症の前後を知っていると他人である私であれ、

多少切なく、複雑な気持ちになります。

 

本当につらくて、残酷な病気だと思います。

 

ですから、もしまだ自分は認知症ではないという方は

この記事を読んで少しでも、病気の怖さについて

理解を深めておいていただければなーと思います。

 

もっとこういう話が聞いてみたいなど希望がありましたら、

Twitterにてご要望下さい。

 

ニーズが多い順に記事にしていきたいと思います。

 

今回は以上です。最後までお読みになりありがとうございます。

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